FPSはPS(プレイヤーの上手さ)が重要で少しの差で勝敗が決まってしまいます。まずは自分がプレイしやすい環境を整えましょう。

マウス感度(センシ)

センシとはセンシティビティ【Sensitivity】の略語で、FPSではマウスの感度を示す用語になります。

マウスを動かした時のクロスヘア(照準)の動く幅を調節します。自分に合ったセンシは人それぞれですが、 見渡す事に不自由を感じない程度に低く設定するのがおすすめです。

最適な数値はFPSの上達具合によっても変化するので「これが理想」というのは中々固定しないので、調子が悪いと感じた時には微調整してみるのがオススメです。

パソコン側で設定されたマウスの加速を切る

また、パソコンの初期設定ではONになっているマウスの加速を切ってみるのもオススメ。

マウスの加速とは、マウスを素早く動かしたときにカーソルの移動距離に勢いが付き、ゆっくり動かした時よりもカーソルの移動距離が増えるパソコンのOS機能になります。

通常のブラウジングをするには便利な機能ですが、カーソルの移動距離が可変することは自分の感覚とズレる要因にもなるのでFPSには適していません。

加速を切るときにはゲーム内だけでなくOS側で切らなければいけないゲームもあります。

Windows10の場合
「マウスのプロパティを開く」「ポインターオプション」「ポインタの精度を高める(チェックを外す)」

PCのFPSで感度の決め方

私の場合のマウスセンシの決め方は、マウスパッドで無理なく動かせる範囲で動かしたとき、90度か180度に調整しています。その状態で状況によりマウスのチャンネルで切り替えています。

センシを90度に調整する時は動きが遅めのFPSや真剣に遊ぶとき。
センシを180度に調整する時は動きが早めのFPSやダラダラ遊ぶときの設定です。

無理なくマウスを動かしたときの移動範囲が調子や体調によって異なるので、そのつど90度と180度ほどになるように微調整しています。

あと、アサルトライフルを使うかスナイパーライフルを使うかや、ゲームの内容によっても若干センシの設定をかえますが、基本的にはキッチリした角度に調整した方が体感を掴みやすくなるのでオススメできると思っています。

センシを合わせて3D酔い(FPS酔い)を抑えよう

3D酔い(FPS酔い)は、自分の感覚と画面の動きがズレているときに起こりやすくなります。

自分に合ったセンシを見つけることは、3D酔いを抑える効果もあるのでしっかりと調整しましょう。

クロスヘア(照準)

これも人によりますが、一般的なFPSでは「点」が良いとされています。 ただ、慣れない内はレティクルの広がりが分かる他のクロスヘアも魅力です。

コレと決めた物が出来るまでは1つにこだわらずに時々変えてみるのがいいかもしれません。

キー配置

移動はWASDで良いと思いますが、ESDFにして良く使う操作を押しやすい場所に配置したり、 指の配置が窮屈にならないようにEADFなどにしている人もいます。

また、リーン(覗き見)があるFPSでは初期配置のQEを逆に設定することで指の動きに無理がなくなります。

他にもマウスのホイールに割り当てたり右クリックにしゃがみを入れたりとやりやすい方法にしましょう。

その他の設定

「画面の明るさは少し明るめに」「効果音は最大に」する事をオススメします。 これは見辛い地形や遠くの敵を見やすくするためと、足音を聞きやすくする為です。

音を小さくする時は、ゲーム内の設定以外でするのがオススメ。これは聞こえる範囲が狭まるゲームの対策です。

良く使う言葉をマクロにしたり画面の解像度も狙いやすい設定を見つけてください。